はじめに
都営住宅は入居時に最低家賃の2か月分を入れていますが、検索結果で【都営住宅 退去高い】
などと検索に出てきます。果たして退去時に高額になるものでしょうか?
都営住宅を退去する前にこちらの記事を見ることで、退去時退去費用に関する事がわかるように
なっています。
※こちらの記事は私が18年、都営住宅に住んだ場合の体験談を元に解説していますので、
実際の情報と異なる点があるかもしれませんのでご了承ください。
都営住宅の退去費用って高いの?
結論からいうと、普通に住んでいてなおかつ入居時についていなかった設備の撤去を
しっかりした上で、住んでいて出来てしまった通常の経年劣化や傷・汚れなどであれば入居時に
払った敷金で賄える事がほとんどのようです。
つまり都営住宅も経年劣化を認めてくれるようです。
実際私も2万円台(資金内)で済みました。
経年劣化として認めてくれる項目
では経年劣化つまり費用がかからない項目について解説します。
ふすまの破れや破損
シャワーホースの劣化
床・畳の傷・劣化(入居年数による)
コンセントの破損(入居年数による)
通常では落としきれない汚れ(入居年数による)
都営住宅を退去する時に、どうしても落とせない汚れ・カビは
お客様負担にはならない事の方が多いようです。
(住んだ年数が浅いと状況より費用がかかるかも?)
都営住宅は構造上、湿気がこもりやすかったり、断熱材の使用されていなかった影響なのか
カビが酷かったです。ですが私が退去した時
サッシの汚れ・カビがありましたが、費用は発生しませんでした。
ふすまの破れや破損
ふすまも使っていくうちに劣化して破れたり、建付けが悪くなったりします。
そのような事でも経年劣化として認めてもらえたので、費用は発生しませんでした。
シャワーホースの破損
都営住宅は費用を節約のためか、低品質の素材を多用させている印象でした。
その為か、シャワーホースもやぶれてしまいました。
こちらも経年劣化として認めてもらったので費用は発生しませんでした。
床・畳の傷・劣化(入居年数による)
わたしの場合は、床の傷・畳の劣化により、井草がはがれまくりましたが、
こちらも経年劣化として認めてもらえたので、費用は発生しませんでした。
コンセントの破損(入居年数による)
都営住宅は湿気が多い影響なのか、すぐにコンセントが破損してしまいます。
ですが、私は約18年住んでいた影響なのか、コンセントの補修費用は発生しませんでした。
入居年数関係なく払う費用
ここまで、経年劣化として認めてもらえる項目について解説してきました。
ここからは、入居年数関係なく費用が発生する項目について解説していきます。
換気扇の清掃費用
エアコン取付ナット部品
窓ガラスの割れ・ひび 14000円
窓ガラスの場合は、大きさによりますが私の場合は1枚当たり14000円かかりました。
割れた理由関係なく費用が掛かるので、これに該当する場合は頭に入れておきましょう。
換気扇の清掃費用 3880円
換気扇の清掃が行き届いていたら費用が発生しなかったかもしれませんが、
どうしても換気扇のフィルターを外すことが難しかったので、そのままにしました。
値段は3880円でした。
エアコン取付ナット部品 1点あたり146円
都営住宅は、エアコンを取り付けられるよう、専用の取り付けナットがついています。
私の場合、ナットを3点なくしてしまったので費用がかかりました。
1点につき146円で3点で値段は438円でした。
退去時の注意点もあり
ではここからは都営住宅を退去する際に気を付ける点について解説します。
都営住宅は下記の事をしてしまうと大幅に退去費用が発生してしまいます。
原状回復が難しい無許可のリフォーム
入居当時になかった設備(残置物)を残して退去する
都営住宅では、エアコン・ガスコンロ・照明・網戸・トイレのフタは、はじめからついていません。
これらを残して退去してしまうと、退去費用とは別に残置物の撤去費用がかかってしまいます。
私はすべて撤去した上で退去しましたので、具体的な費用はわかりませんが、
おそらく専門業者よりも費用がかかってしまうかもしれませんので、
退去時はそのままにせず忘れないよう気を付けましょう。
ほとんどの場合は敷金内!金額がかかっても分割可能!!
ここまで読んでいただき下記のような事を心配をしている人もいるかと思います。
もしかしたら退去費用高いかも・・・
都営住宅の退去費用は分割払いすることができます。
都営住宅を退去前にJKK東京 お客さまセンターに電話で分割申請を行う、もしくは退去後に届く
修繕費についてのご案内を見てから電話をすれば、万が一退去費用が高くて払えないという
心配も減る事でしょう。
まとめ
今回は都営住宅の退去費用は高い?という事について解説しました。
都営住宅は無許可のリフォーム・入居当時になかった設備(残置物)を撤去せず退去
をしなければ敷金以内で済むことがほとんどのようです。
もし気になる点があったらJKK東京 お客さまセンターに相談するのも良いかと思います。
引っ越し準備はお早めに!!
都営住宅を退去できそうであれば引っ越しの準備が必要になります。
引っ越しは、同じ荷物量でも業者によって料金が異なる場合もあります。
引っ越し侍では、条件を入力するだけで一括見積することができますので、
引っ越し業者の手配はお早めに
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